良く見て・・・良く聴いて・・・・・・

機械好き・音楽好き・の日常 良く見て、良く聴いて、このろくでもない時代を一歩でも進んでいきたい

機材紹介 スピ-カ- ONKYO Scepter E-503A

今日は自分の使っている機材の紹介です。

 スピ-カ-はONKYO製のScepter E-503Aを使っています。

 

f:id:suzuboh-3:20190317201912j:plain

Onkyo Scepter E-503A
 1973年頃発売   76,000円 / 台

 使用ユニット

  [T] 拡散ホーン(TW-1800A)×1

                    ユニット印刷型番は   TW- 610B                                   
  
  [S] 拡散ホーン(fc:600Hz)×1

      ユニット印刷型番は MD- 250901A                                         
  
       onkyo E-603Aの写真を見比べて判断
       すると・・・銘ユニットHM450A
       より左右の幅が狭められているみたい
       ・・・そのために色々と
       調整はされていると思いたい・・・
  
  [W] 30cmコーン(W-305A)×1
  
      ユニット印刷型番は W-3029A

       onkyo E-603Aの写真を見比べて判断
       すると・・・銘ユニットW-300Aより左右上下の耳が
       削られているだけ・・・と思いたい・・・
                                         


 インピ-ダンス  8 Ω
 許容入力    60W
 周波数特性   30~20,000Hz
 寸 法    W376×H650×D300mm
 重 量    19kg

 それにしても・・・このスピ-カ-だけに使用し、単品販売しないユニットを設計/製造しているみたいです。それもけっこうコストがかかってそうです。

 普段は下に少し写っているサランネットを付けて使用しています。このスピ-カ-はONKYOのScepterシリ-ズの中では一番小型ではないでしょうか?

f:id:suzuboh-3:20190317202027j:plain


 サランネットにはエンブレムが付きます。

 それでも、スコ-カ-/ツイ-タ-にはホ-ンスピ-カ-を採用していて、音はホ-ンの音がします。特殊技術である、拡散ホ-ンを採用しているので、ホ-ン特有の指向性はあまり感じません。

 その変わり、ホ-ン感みたいなものも薄いです(^^ゞ  。ホーンの音を全身で感じたい・・・そんな人には向いていないかもしれません。

 それに、ホ-ンスピ-カ-なので気を使う事もあります。ホ-ンに向かって埃落としの為に、エアやダスタ-を掛けられません。それだけでホ-ンドライバ-にダメ-ジを与えてしまうからです。

 それでも、このスピ-カ-をDENON PMA-700で鳴らした音の傾向は響きやエコ-が非常にきれいに鳴ってくれます。

 音楽を直接ダイナミックに音を伝える感じではなく、美しいエコ-で音楽を部屋中に満たしてくれる感じで楽しませてくれます。

 ホールやハウスの後ろよりの席で音楽に包まれる感じになります。

 演奏者のできるだけ前で音楽を聴きたい人には向いてないかもしれませんが、ずっきいにはこの音の虜になっています。

 このスピ-カ-を購入したのは8年くらいまえで「なんちゃらオフ」で 諭吉さん五人ぶんくらいで購入しました。

 購入時はちゃんと各ユニットが作動しているか確認してから判断しました。

 その後、自分でメンテナンスしてます。

メンテナンスといても、スピ-カ-のネットワ-ク基盤を外して、コンデンサを交換して、ロータリ-スイッチの接点を磨いてます。

f:id:suzuboh-3:20190317202111j:plain

 参考までに・・・・メンテ前のネットワ-ク基盤です。 


f:id:suzuboh-3:20190317202123j:plain


 メンテナンス後です。コンデンサはすべて電界コンデンサにしました。ロータリ-スイッチは分解できなかったので、隙間からぺ-パ-をあてて磨いてみました。その後清掃してグリスを入れてます。

 メンテナンス前の基盤には、マルチアンプ端子がありましたが、使わないので外してスピ-カ-と基盤を直結しています(^^ゞ

f:id:suzuboh-3:20190317202057j:plain


 基盤をもとに戻した状態・・・マルチアンプ端子を外すと穴が開くので、アルミ板で塞いでいます。

 この状態でしばらく使っていましたが、どうしても高域を強化したくなり、同時代にユニット単体で売られていたス-パ-ツイ-タ- ONKYO TW-3300Aを追加しました。

f:id:suzuboh-3:20190317202008j:plain

 うえに乗っているコ-スタ-は気にしないでください(゜_゜>)

 さすがにこのユニットは「なんちゃらオフ」では見つけられず、大須の「ナ」のお店で購入しました。このTW-3300Aは購入した時には本体だけでしたので、扱い辛く、すぐにFOSTEX製のキット用スピ-カ-ボックス P-800E を購入、その中に組み込みました。もともとバスレフ8cmユニット用なのでバスレフ穴があいていますが・・・・多分効果はないでしょうね(^^ゞ

 このはスピ-カ-ボックス内に、TW-3300Aと直列にハイパスフィルタとして 1 μF の電解コンデンサを仕込んでます。この値は Scepter E-503A の上級機、 Scepter E-804A と同じ数値を使いました。

 完全にE-804Aと同じにするならば、ネットワ-ク上でツイタ-と並列に配線を取り、 1 μ FをTW-3300Aと直列につなげばよかったのですが時間が無くて (面倒くさくて??)この状態になっています。

 ネットワ-ク上から配線を取るとすると、先のマルチアンプ撤去後のプレ-トをアルミから木に変更して、ス-パ-ツイタ-端子をそこに設置して配線を出すかもし加工機械があれば、直接バッフルに穴をあけて設置するのが理想的ですが、機械も時間もありませんでした(+o+)

 ハイパスフィルタの 1μ F は若干使用ユニットは異なりますが、開発した人が同じっぽかったので使いましたが上手くいきました(^_^)

 お金と場所があれば、E-804Aを探してたかもしれません。

   ・・・実の所、このOnkyo Scepter E-503Aを見つけた時に、手に入れようという気になったのは多田オ-ディオさんで Scepter E-804Aの音を聞いていたからです。

 でなければこんな冒険はできません。多田オ-ディオさんに限らず大須のオ-ディオ屋さんは販売機器を試聴させてくれます。大須のオーディオ屋さんありがとう ~ ~ ~。

 たぶん、全国のオ-ディオ屋さんは試聴させてくれます。

 少しでも気になった機械は、オーディオ屋さんに頼んで試聴させてもらい、心にきざんでおきましょう。

 TW-3300Aには、スピ-カ-ケ-ブルにヒュ-ズを仕込んでいます。250V/250μAですが、一度も切れたことはありません。もう少し小さい値でも良いのかも。

 購入時のメンテナンス以降、トラブルなしで鳴っております。良い相棒です。

皆様、良いオ-ディオを手に入れて好きな音楽に浸りましょう(^u^)